またまたタルトタタン

カテゴリー │タルトタタン

タルトタタンのキャラメルコーティング前の状態!!
珍しく間に合ったので…パチリ!!


焼いた時の果汁とバターでコーティングすると…

こんな感じ

ちょっと分かりづらいですが最初の方がりんごの形がほんのり分かると思います。
見た感じはこのままでも美味しそう〜

でもやっぱりコクを出してくれるのはこのキャラメルコーティング。
焼いた後の果汁の量はその時々で違うので意外に加減が難しいひと手間な作業。

知れば知るほど奥深いタルトタタンです

今日も初めて食べて下さった男性のお客様から「食べたことのない始めてのデザートだけどこれは美味しい!!うんコレはイイ!!」と深い頷きのお言葉。

レディからももちろんですが男性のお客様に褒めていただくと違った意味で甘いものへのご理解をいただけて何だか嬉しいものです。

ありがとうございました。また奥様とお越し下さいね。






 

寒〜い!!!!?

カテゴリー │マダムのひとりごと

寒く なってきましたね〜。

私の頭も寒〜いのか動きが悪いです

また書きますね!!

クレルのインテリア画像添付します。良かったらご覧ください。























 

3…というリズム

カテゴリー │マダムのひとりごと

他のレストランさんではどうなのかはよく分かりませんが クレルで田島シェフとマダムの私の間で暗黙の了解の中、成立している法則が通称"3のリズム"と呼ばれるもの。

「何それ??」って感じですが クレルにとってとても大切な法則。

手も、耳も、目も2つ。人が何かを同時にキチンとやろうとすると基本としてはたぶん2つまでなのでは?と思います。

クレルは席数もそんなに多い方ではありませんがシェフと2人でこなせるのはある程度限界があります。でも…例えば6人のクループ1組と、3人のグループ2組のご予約なら"3のリズム"の法則に当てはめれば問題なくこなせますが 2名様が6組バラバラな状態でご来店されると6のリズムになってしまい 同じ人数様なのに時間もかかり かなり混乱するのは間違いない状況になります。

その場合私たちがどう考えるか?…。お客様のご入店のズレをいつの間にか6から"3のリズム"の法則に調整しお客様のリズムをこちらのリズムにシフトさせていく方法を実はとっています。
もちろんすべてに当てはまるわけではありませんがこれもお客様にご迷惑が極力かからないように…と思う私達のせめてもの方法?技?でもあります。

先日 ご予約も少なくゆっくりとランチタイムのご用意をしながら営業していましたがランチ後半しばらくするとご予約の無い直接来店のお客様!! お電話でご予約を入れて下さって10分後にいらっしゃるお客様!! 更に事前ご予約のお客様!! 全てがびみょ~なズレでのご来店。更に直接来店…「もうムリ」…7のリズム突入でシェフからのNOサインが出てお客様にお断りを…

せっかくお越し下さったのに申し訳ないと思いつつ 丁寧にお詫びをしパンフレットを渡し またのご来店をお願いするのが精一杯!!

そこからはご想像の通り平然を装いつつもテンヤワンヤ
今回は3のリズムにもっていくのには到底無理があって出来たのはようやく最後のデザート。
やっぱりご迷惑かけてしまった分ちょっとガックリ

でも優しいお客様ばかり…お詫びをしていると一番お待たせしたであろうお客様が「待つ限界はあるけどそんなに待ってないわよ! マダムが気を遣いすぎよ!! 最後まで美味しく食べられたからとっても満足。」と言って下さって。

ありがたいお言葉でしたが自分たちの許容量の割り算が出来なかった久しぶりの出来事で結局お客様にご迷惑をお掛けした事には代わりは無いのでやっぱり反省です。


なぜご予約を事前にお願いするのか! なぜ時間のお約束を守っていただきたいと思うのか!
時には…なぜお席が空いているにも関わらずお受け出来ないのか!… クレルの事情をお客様に押し付ける事は出来ませんが 大きいお店も小さいお店も抱えている想いは一緒のような気がします。

お客様のリズムに合わせ対応することがお仕事です。
でもこのクレルの空間を共有するみなさんが気分良くいていただける環境をこれからも精一杯作っていきたいと思っています

時々のクレルのわがままをお許しくださいね